RESEARCH PROJECT / AI × FUSION 360

言葉と図面から、
3Dデータを自動で。

AIがFusion 360を操作して、部品やケースの3Dデータをつくる。
できたデータは、自社のマシニングセンタとSLS 3Dプリンタで、
そのまま試作品に。

このシステムについて ↓
FROM WORDS TO PARTSDESIGN → MAKE
要望の言葉2D図面3Dスキャン
AI × FUSION 3603Dデータを、
自動で組み立てる。
CAM → 加工・造形
入力の違う三つの手がかりから、一つの3Dデータへ。

LMRが自社の試作開発部門とともに進めている研究開発です。

01 / CONCEPTこのシステムについて

AIによる3D設計設計から加工までを、一続きに。

製造の現場では、図面から3Dモデルを起こす作業や、加工プログラムを手で書く作業が、今も多く残っています。このシステムは、要望の言葉や2D図面から、AIがFusion 360の3Dデータを自動でつくり、加工の準備までつなげることを目指しています。

入力
要望の言葉(大きさ、取り付け方、中に入れる機器など)、2D図面(DXF)、3Dスキャンした実物。
出力
Fusion 360で開いて編集できる3Dデータ(STEPなど)。人が確かめ、仕上げや変更を加えられます。
つなぐ先
3DデータをもとにCAMで加工プログラムをつくり、自社のマシニングセンタ(3軸・5軸)で加工。樹脂部品はSLS 3Dプリンタで造形します。
Fusion 3603D CADCAM
AI-DESIGNED PART設計例
AIがFusion 360で設計したセンサー機器のケースを、網目の線で透かして描いた図。角を丸めた四角い土台から、機器を載せる円形の上面へ、なめらかにつながる形。
AIがFusion 360を操作して設計した、センサー機器のケース。中に入る機器の3Dデータに合わせて形を決め、SLS 3Dプリンタでの造形を前提に設計しました。図は、その3Dデータを網目の線で透かして描いたものです。
KEY IDEA

画像ではなく、加工に使える3Dデータを。

02 / TWO ROUTES二つの作り方

二つの作り方言葉から設計する。図面から立体にする。

目的に合わせて、二つの方法で3Dデータをつくります。

ROUTE 01

言葉から設計する

大きさや取り付け方、中に入れる機器などを伝えると、AIがFusion 360を直接操作し、スケッチ、押し出し、ロフト、シェルといった操作を組み立てて、ケースや治具の形をつくります。中に入る機器の3Dデータに合わせて寸法を決めることもできます。

ROUTE 02

図面から立体にする

2D図面(DXF)の線、寸法、ねじの指示を読み取り、軸、軸受、筐体など、部品の種類に合った方法で3Dモデルを組み立てます。図面しか残っていない部品も、3Dデータとして生かせます。

03 / HOW IT WORKS読み取り、組み立て、確かめる

五つの段階手がかりから、加工できるデータへ。

  1. 01読み取る

    要望の言葉、図面、スキャンデータから、寸法、穴、ねじ、形の手がかりを取り出します。

  2. 02組み立てる

    AIが、形をつくる手順(スケッチ、押し出し、穴あけなど)をプログラムとして組み立てます。

  3. 03形にする

    組み立てた手順をFusion 360などの3D CADで実行し、立体をつくります。

  4. 04確かめる

    寸法や形を、図面や要望と照らし合わせます。開発では、実在する部品の図面と3Dモデルの組で、形の一致度を測りながら改良しています。

  5. 05加工へつなぐ

    3DデータをもとにCAMで加工プログラムをつくり、マシニングセンタやSLS 3Dプリンタで試作品にします。CAMの自動化も研究しています。

04 / WHY IT MATTERS何に役立つのか

役立つこと設計の手間を減らし、試作を速く。

01

作図の手間を減らす

図面からの3D化や、ケース・治具の作図をAIが受け持ちます。人は確認と仕上げに時間を使えます。

02

試作を速く回す

設計から加工・造形までを社内でつなぐので、形を確かめ、直し、もう一度つくるまでが短くなります。

03

図面の資産を生かす

2D図面しか残っていない部品や紙の図面の部品も、3Dデータにして、作り直しや改良に使えます。

04

現場の技術を支える

加工プログラムを手で書いている現場でも、3Dデータから加工までの流れをつくりやすくなります。

活用を考えている場面

  • 試作部品・治具・機器ケースの設計
  • 2D図面しかない既存部品の3Dデータ化
  • 3Dスキャンを使った補修部品の作り直し
  • 金型や加工用部品の内製化

想定している場面の例であり、導入実績を示すものではありません。

05 / STATUSいまの到達点

研究開発の現在地自社の現場で、確かめながら。

このシステムは、LMRの試作開発部門とともに研究開発を進めています。設計したデータを、自社のマシニングセンタとSLS 3Dプリンタで実際に形にしながら改良しています。

できていること
AIがFusion 360を操作して、機器のケースなどを設計できます。図面からの3D化は、評価用の部品データで形の一致度を測りながら精度を高めています。
進めていること
図面から3Dへの変換の精度向上と、CAM(加工プログラム)までの自動化。
設備
マシニングセンタ(3軸・5軸)、SLS 3Dプリンタ、3Dスキャナ。

NOTE

  • Autodesk、Fusion 360は、米国およびその他の国におけるAutodesk, Inc.の登録商標または商標です。
  • 掲載している設計例は、仕組みを説明するためのものです。
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LET’S MAKE IT REAL.

その部品、図面から
3Dにできるかもしれません。

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ABOUT THIS PROJECT

研究開発段階の取り組みです。紹介している内容は、製品・サービスの提供や成果を約束するものではありません。